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作詞 じう
                  
目を開けた途端に鳴り出した
目覚ましを止めると

さっきまで見ていた夢はすぐに
頭の中で再生された

嫌な夢だったから
思い出したくもないのに

振り払うように
私は軽く首を振った

本当に心臓を刺したような
リアルな感覚が手に残っている

哀情や孤独じゃ足りない
だから殺したいのかな

…だれを?


一日中最悪なんだ
本当に最悪なんだ

憎しみは血液のように
全身を淀みなく流れて

どうやって苦しめようか
どうやって殺そうか

一日中ずっと
それに思考は支配される



手には拳銃
いやナイフで頸動脈を

そんな上手くいくはずがない
でも想像の中では必ずーー

飛沫が上がり
手が顔が服が真っ赤になる

悲鳴が上がり
それは耳の奥でギンギン響く

僕は鬱陶しいと
軽く首を振った

恐怖も快楽もいらない
だけど得ようとしている

…なにを?


一日中最悪なんだ
本当に最悪なんだ

憎しみは血液のように
全身を淀みなく流れて

どうやって苦しめようか
どうやって殺そうか

一日中ずっと
それに思考は支配される



人通りの多い道路で
引き寄せられるように左を向いた
君と目が合ったその瞬間
はっきりと答えが見えた

だから君に近づいて
胸に
首に


頭を寄せた



一日中最悪だった
本当に最悪だった

憎しみは血液のように
全身を淀みなく流れて

どうしたら逃れられる
何をすれば解放される

一日中ずっと
苦しくてしょうがなかった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2020/02/03
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント 誰もが持て余してしまう程の強く大きな憎しみ。
そんな感情を相殺するほ程の愛情を受け、
与えてることが出来るだろうか。
「君」は愛情までも憎しみで歪んでしまった2人を描いています。
ぜひ、感想をお願いします。
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