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御厨人窟(みくろど)語り
作詞 太田 護葉
時化(しけ)の海水 胸元迫る
洞(ほこら)奥には 逃げ場無し
高岩座して 瞑目坐禅
ひたすら祈る 黎明に
空と海との 室戸崎(ざき)
洞沈めん 高波の鬼
潮に殺られて ないかよと
村人集い 急ぎの助け
麦おむすびを いただきて
仏供えて 祈る朝
洞を出(い)でて 坂本村へ
托鉢の手に 幼娘(おさなご)が
これあげるうと 金柑ひとつ
なむなむ南無と 頭(こうべ)撫で
御仏供え 祈る秋
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御厨人窟(みくろど)語り (作詞:太田 護葉)
公開日
2024/02/13
ジャンル
羲罩
カテゴリ
腱
コメント
昔は むろとざきと 呼ばれていたそうで。
台風を地元では 時化と。
坂本村は 現在の室戸岬町坂本。
若き日のお大師さん 修行語り。
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