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祖父記
作詞 太田 護葉
梅干しむすび 井戸の水
伝馬に積んで 岬沖
独り櫓（ろ）を漕ぎ 鯛を釣る
鯵といせぎも 入れ食いで
水面（みなも）鰯を すくい獲り
今夜のあては 鰯ぜよ
沖から眺め 目印は
あの灯台と松の木で
潮読み釣れる 処（ところ）読む
そこに仕掛けを 落とすがよ
誰も知らんぜ 骨（こつ）がある
これが漁師の 底力
名人漁師 慕われて
子供六人 授かって
戦争二人 亡くしたが
涙隠して 励んだよ
還暦召され 天の海
孫を護って 微笑んで
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<a href=https://svr0.utamap.com/lyrics.php?num=zk_35744_176382 target=_blank>祖父記 (作詞：太田 護葉)</a>
公開日
2023/08/03
ジャンル
羲罩
カテゴリ
絎倶
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