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湯気
作詞 ゆらり
起きたくないのに目が醒める
眠る時計を自分で起こす
いつからだろう
鳴るはずだったアラームを自分で消すようになった

自分の中にしまった小さな願いと重ね合わせて

そんな想いや願いが沸騰して湧き上がる湯気みたいに
空高く舞い上がっていったらいいな
そしていつか降らせてよ 恵みの雨を

自分が居なくちゃって言い聞かせてる
怯える心を自分でたたく
もういいだろう
怯えて吠える番犬のよう 守るものはそんなにたくさんないさ

自分から無くなっていった 小さな笑みを思い出して

そんな気持ちや思い出が ため息混じりの白い息みたいに
ゆっくりと空に溶け込んでくれたらいいな
そしていつか降らせてよ 微笑みのシャワーを

綺麗事言ったって 強がりを言い聞かせたって
そう分かってるんだ 心は自由 雲みたいに
つかむことなんてない ただ浮かべるだけ

そんな想いや願いが コーヒーから立ち昇る湯気みたいに
ふんわりと世界をあたためてくれたらいいな
そしていつか降らせてよ 願いの雨を
そしていつか示してよ 虹の架かるその先を

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2017/11/27
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コメント テーマ詩:湯気

湯気みたいにつかみどころのない想いを詩にしてみました。
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