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湿気た日記の嘘つきウッキー
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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脆い脆い盾を持って
拙い覚悟をぶら下げて
それでもしっかり靴履いて
飛び乗った汽車に捨てられた
券無くした間抜けな勇者
とりあえずは日記を書いて
物語調にしっかりと
読みやすいように読点を
けれど此の島は僕一人
そんな間抜けの自称は勇者
陽が昇っては落ちて日めくり
陽が昇っては落ちて日めくり
血は上っては堕ちてお馴染み
全くもってくだらない日々
破れかぶれ破れその壁
そうやって振り回した盾
いうこと聞かずに胸元抉れ
ぼくは一人で血流す間抜け
ボロいボロいコート羽織って
汚いふいごで火を焚いて
それからひっそり眼を閉じて
飛び乗った馬車に捨てられた
夢見れない哀れな亡者
とりあえずは筆記を続け
物語上はしっかりと
ウケやすいような装飾を
けれど出演者僕一人
そんな哀れな嘘つきライター
日は昇っても落ちて消えゆき
気が滅入っては落ちるため息
血が上っては落ちるお馴染み
全くもって耐えられぬ日々
叫び嘆き弄れど壁
もう嫌って振り回した盾
いうこと聞かずに胸元抉れ
僕は一人で血流す戯け
なぁ 何時になれば僕はあの
紛う事なき勇者になれるの?
あぁ 何時になれど僕はもう
ずっと汚い嘘つき猿なの
な の な の な の な の
起床 死亡 起床 死亡
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