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Diesel engine engineer
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作詞 名無しP |
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いつからかは知らない
だけどずっと乾いてた
いくら水を飲み込んでも癒せなかった
埋めるようにのめり込んだあの世界
男ばっかりにも程がある
そんな事うっかり女に漏らすと
得意げに言うのよ「ウチだってそうよ。てかみんなそうでしょ?」
そうだねごめんね1人だけ不幸ぶって ははっ
「オンナの世界の方がずっと恐いよ」
すいませんでした。
オイルに塗れて長い髪切ってメットで隠して
どうせ現場に言われんだ
「絆創膏持ってない?上にバレたくないんだよ分かるっしょ」
そーだよね勤務中の怪我ってウチらの世界じゃ指切った位で社内に晒されて
てめえのケツくらいてめえで拭けよって言いたいのを我慢して
「ごめんなさーいテヘペロあたしも切らしちゃって☆」
そうだ舌打ちしてとっととけーんな兄さん!
上から押し込められて下から突き上げられて
圧縮着火しそうなんだ
深く息を吸い込んで(吸気)、ストレス溜め込んで(圧縮)、
ケッキョクナカマワレ(燃焼)、そして現場のウラで吐く(排気)
こんなもんじゃんエンジニアって
同じ事繰り返してんだずっと
ヒビ割れたカップから湯気たてて流れ出るコーヒー あっつ!
理念も美学も持っちゃいいねえよ
有るのはただ好奇心
いくらのめり込んでカタチにしたって
すぐ消えてっちまうんだ
今もずっと乾いてる
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