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声のない僕が感情のある君に送る詩
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| 作詞 鈴宮 |
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さようなら最愛の人
僕はもうそこにはもういないから
もう泣かないでよ ねぇ
僕も泣きそうになるから
僕はまだ何も打ち明けてないよ
喋れればいいのにな
流暢に喋る君をみてそう思うんだ
伝えたいことはあるのに
出てくるのは息と枯れ細った声
文字でしか伝えられないだなんて…
ああ 君の声に酔い痴れて
始めてみたこの歌は
ホントは機械なんかじゃなく
君に歌ってほしかったんだ
声は機械でも作れるけど
感情は声でしか出せないから
機械に心だなんて作らなくていいよ
感情を感じたいのは君だけだから…
実際に君に送ったとしても
君は気づけないだろうね
僕はもう棺桶の中だから
君に届きやしない
手紙でもなくメールでもなく
ただ声を届けたいんだ
そんなもので送っても
結局では文字でしかないから…
僕はまだ君に打ち明けられてない
この歌があることも
僕のためにもう頑張らなくてもいいことも
僕は君が笑っているほうがいいことも
僕のために苦労して
涙の中完成させたとしても
僕は君が笑っている方がいい
だから素直に喜べない
言ったじゃないか
僕はその開発には賛成しないってさ
それは資材の問題だけじゃなく
君と僕の問題もあったんだよ…
この思いこそを歌に乗せて
送れるならどれだけ
救われるだろう？
君も僕もそう幸せで
この思いは送れないのかな
文字でもなく感情でもなく
ただ思いだけを
もし送れたとするならば…
こう名付けて君に送ろう
「声のない僕が、感情のある君に贈る詩」
そうこれは歌じゃない 詩なんだ
ただの、詩…
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