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いつの日も
作詞 辻由也
あくびしてみて気がつきました
東の空が潤んでいます
空気がすこし暖められて
街も滲んできたみたいです

この街の朝にも慣れてきました
ひとりぼっちだけがまだ慣れません

いつの日もあなたがいた
そんな当たり前が恋しくて
いつまでも右隣を
気にしている僕と春でした

玄関に向かい「行ってきます」と
つい言うくせも減ってきました
「ただいま」だって「おかえり」だって
もちろんなにも、なにもありません

それでもあなたが振り向いてくれて
笑いかける姿がそこにはあります

いつの日も笑顔でした
僕が傘を忘れた雨の日も
お砂糖と塩をまちがえたことも
いまじゃ笑い話ですね
ささいなことを今日一日の
重大ニュースにしたりしていましたね

いつの日もあなたがいた
そんな当たり前が恋しくて
いつまでも右隣を
気にしている僕がいました

春の日もあなたがいた
夏の日もあなたがいた
忘れられない日々ばかりです
秋の日もあなたがいて
冬の日もあなたがいて

いつの日もずっとあなたがいた
記憶じゃないあなたがそこにいます

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2017/06/07
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コメント 誰かを思いだすきっかけは、何気ないあくびだったり空模様だったりします。そこで見つけた誰かの影から思いが生まれ、言葉になり、行動になる。すると私たちの日常にはいつでもどこでも誰かが傍にいると思うのです。
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