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万葉の彼方
作詞 こんや みちお
詠み人知らずの
平安の世の唄は
戦さ禍いその果て
男と女

上の句を浮かべて
下の句唄詠む人らは
蛤の貝殻合わせて
夢を見たとて

命短し祈れる乙女達らは
後を憂いて短冊に
願いを込めて

戦さの場から帰って来ると
信じて待ってるだけの歯痒さ
もう少しだけ心の目を
閉ざさせて下さい



傷ついた鎧を
身に纏っていても
苦しい無念は敗けるより
残した君

朽ち果てようともいつか幾世の彼方
辿れば巡ってきっと
また愛の名

詠み逢えるその時にきっと
私の名前を詠んで欲しいと
言ってたその想いを
最後の涙に



風が吹いてる丘
彼方へ飛ばした雫
いつか一緒にここで
果たす夢共に

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公開日 2017/06/02
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