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臆病者の強い船
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| 作詞 NYHY |
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ついさっき雨が降り出して
だから僕は逃げてきた
あの日を思い出さぬように
また心が冷めないように
小屋の窓の向こう 鋭い雨の粒を見て
やっぱり打たれてみようかと
思う心を突き刺して
僕はひたすら殻にこもった
あの日の僕を閉じ込めた
みなしごのような顔をして
彷徨い嘆いたあの日の僕を
進もうとすれば冷えちゃう心
そうさせたのは雨のせいとばかり
だけど本当は分かってるんだよ
そうなったのは僕のせいだ全部
今だって雨は降っていて
だけど僕は飛び出した
あの日を無駄にしないように
また心が冷めないように
霧の白の向こう 鋭い風の帯が裂く
しっかり疲れてみようかと
思う心と手を繋ぎ
僕はひたすら海に走った
あの日の僕を抱きしめた
駆け出しのような顔をして
ひたすら走るよあの日の僕と
進もうとすれば消えちゃう絶望
そうさせたのは虹のせいだきっと
ずっと本当は分かってたんだよ
帆を張ったのは僕の腕だ
進め
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