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結露
作詞 茄子
ただ頷いていたら ずっと傍にいられるって思ってた
意味も考えずに従っていたあの頃とは違うんだよ

理由を探して傍にいる言い訳作ってさ
私だけを肯定して心を満たしていた

どんな私ならいいのかな 今が一番怖くなる
しがみついていたのはいつだって私だけで
この手を離してしまえば楽になるのに

夜空を見て感嘆を上げられる私は綺麗で
ごみを放置する私は汚くて
こんな私を愛してほしい

なんていうか というか 選ばれたいの
熟れた果実にばかり目がいくのね
未熟な言葉を体温で求める
余裕だなって大人被れのあなたが言う

平等になるのはいつからか 少し頭が悪い方が可愛いって 押し付けた欲を抱き止めてくれるのは 結局なにもないで終わるようにしてるからよね
遊戯に花を添えたって水の入ってない花瓶じゃすぐに枯れてしまうわ
それじゃ駄目なの 造花を演じた

落ちてく花弁が増えていく度に 震えながらも腐敗すら愉しいんだ 苦しんだ

ころころ心は変わっていって その瞬間が最高潮
感覚と思考が交わらないように壁を作って
認めないで 見るだけにして それ以上は向けないで

もう遅い 今更が拐うよと 努々と勇気を出して
心の隣の裏 いつになったら救われるの

朝露と目があったんだ その滴は私のものなんだ
ただ強くこの身を壊れるくらい愛して 大粒の滴を塞いでよ
足下に溜まった分はどうしようか

さした傘の色今でもずっと覚えてる
朧気な幻想ならと思えば思うほど鈍化した心が脈を打つ

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公開日 2017/06/26
ジャンル 荅鐚鐚
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コメント テーマ詞:傘
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