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彼奴だったんだ
作詞 此ノ世さん
ずっと隣にいると思っていたんだ
何年も仲が悪くても隣にいたんだ
彼奴の大切なものが消え去ると同時に
彼奴も消え去っていたんだ

いなくなって清々とする気持ちと
寂しいという気持ちが混ざり合って
気持ち悪かった事 覚えていたんだ
お前がいなくなって 静かになった部屋
一人でする事が多くなったんだ

帽子を被り直して 今日も一人で行動
お前なんかいなくなれと言った事を
ふと思い出した事に苛立ち
携帯で電話して八つ当たりしたんだ

嫌味の様な事を言われて また苛立ったんだ
見透かす様な言葉も当たり前に
うるさい程に言われたんだ
気に食わないと壁を殴って
壊れた壁の残骸を無視したんだ

今日も静かな夜を過ごすんだ
感情に振り回されるのもらしくない
そんな自分を終わりにしようと
感情を消して 目を瞑ったんだ

思い出す日もないだろうと思いながら

意識をなくしたんだ

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公開日 2016/10/18
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