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サイレントキー
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| 作詞 ろいろい |
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間違って生きてることに気づかないから
君の息絶えた体を平気で撫でていた
歌を歌おうよ なあ、答えてくれよ
真夜中が君を連れ去ったんだ
寂しくなんかないさ 辛くなんかないさ
君はいつも生意気で 耳障りな声
清々するよ 心配なんかしないでいいから
早く楽になれよ
風に訃報 二人で歌った世界のこと
車道打ち 木霊した 不器用な旋律も
一人きりでは 色淡く消え去る
それでも 歌うよ 失くし物の代わりに
叶わない夢は未だに海を渡って
白い地図任せに宛てもなく月の下を行く
ギターは汚れて でも まだ信じた
大事に抱えたまま夜を明かす
苦しくなんかないさ 怖くなんかないさ
君の腹立たしかった 笑顔があるから
頑張れるんだ 君の残した足跡頼りに
まだ歩いてみるよ
空に布告 ざまあみろと叫んだ世界のこと
瓦礫超え 疾走した 鋭利な言葉も
一人きりならば 真っ直ぐ届くはず
だからさ 歌うよ 君の積み上げた希望
ふと思うと 足りなくなった 騒がしい生活音
机の上散らかした ビールの空き缶
よく見たレンタルビデオ 君の下手な字で
埋まったノートに 君がいつか別れた彼女の写真
僕が項垂れて涙流した日 隣に温もりがあったんだ
僕は君になにができたか？ 夢一つも叶えられないままで
雨に訃報 二人で歌った未来のこと
転んでは 傷だらけの 頼りない光に
僕は今日も一人 導かれて生きる
君の あっけない 命たちの代わりに
風に乗せて 二人の歌った未来たちは
憎んだ この世界で 輝き続けるだろう
そのために一人 これからもただ歌う
想いは 今でも 二人共にあるんだ
寂しくなんかないさ 怖くなんかないさ
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