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「人間」人
作詞 kaminote
 
 
 渇いた声で今日も呼ぶよ
 二度も三度もずっと呼ぶよ
 哀しい顔したきみの事を
 そんな日々もいつか寝返るだろう

 雨の日のカーブの
 マンホールみたいに
 人生の分かれ道で滑って転ぶんだ
 いつだって いつだって
 もうすぐ手に届く距離なのに
 嗚呼

 渇いた喉を潤すために
 砂漠の都会で水をさがす
 昔はいつでもそこにあったのに
 今ではもう底を尽きる

 晴れの日のカーブに咲く
 色とりどり花も
 きっと僕より先に逝くのだろう
 いつだって いつだって
 早すぎる人生に急かされる
 嗚呼

 サーカス小屋の小さな明かりが
 揺れる 揺らぐ 揺れ動く
 動物はモノに釣られ動く
 人は金のある場所へ去っていくさ
 いつだって

 どうしてこんな心腐った
 どうしてこんな心になった
 どうしてこんな心腐った
 どうしてこんな心になったんだ

 そうしてまた身体腐った
 そうしてまた身体宿った
 そうしてまた身体腐って
 いつまでも続く不の連載「人間」
 
 

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公開日 2010/11/09
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コメント 作詞kaminote 『またクセのある詩が完成したなぁ』と、自分でも思いました。タイトルのひねり0のような気もしますが…頭が回らなかったです(汗
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