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指定席
作詞 にーぶやー
始発の電車の先頭車両
運転室のすぐ後ろ
僕たち二人の指定席だった

 入学式の次の朝
 向かいのシートに君を見つけた
 少し大きめセーラー服
 裾の長さを気にしていたね


始発の電車の先頭車両
運転室のすぐ後ろ
僕たち二人の指定席だった

 ホームに君の見えない朝
 出発間際に駆け込んできた君
 うなじにうっすらにじんだ汗
にっこり笑ってハンカチで拭いた


始発の電車の先頭車両
運転室のすぐ後ろ
僕たち二人の指定席だった

 卒業間際の寒い朝
 言い出せない二人が見つめあってた
 君はミトンの手袋はずし
 ボールに丸めて僕に投げたね

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公開日 2016/04/08
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コメント (テーマ詞:卒業)電車通学の淡い恋模様です。
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