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こわたぎつね
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作詞 ほほゆみ |
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私、木幡狐。
あなたに逢いたくて
逢うための理由(わけ)探して
偽りの愛を育んだ
つもりは少しもないのに
あの森の深くから
見えないはずの影が
少しずつ確かに
私に忍び寄ってくる
犬の鳴き声に驚いて
あなたの胸に抱きついた
温かくて 優しくて
私を包んでくれる
揺れる想いを汲み取って
あなたから離れたくないよ
でもどうして嘘が募ってく
本当はね… 私はね…
私、こわたぎつね。
出会わなかった方が
幸せだったって
思うことがふとあるの
涙が止まらないの
信号はずっと赤でいい
電車は来なくたっていい
陽も沈まなくていい
夜も明けなくていい
揺れる想いを汲み取って
あなたから離れたくないよ
でもどうして嘘が募ってく
本当はね… 私はね…
私、コワタギツネ。
季節巡り 歳老いても
私あなたを忘れないわ
だからせめて言わせてよ
さようなラ… サようナら…
アりがトう… さヨウなラ…
私、KOWATAGITSUNE。
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