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卒業ーまた会える日までー
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作詞 リュウジ |
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やわらかな風に揺れる 君の長い黒髪
通学路をいつもよりゆっくりと歩く ふたり
この道で 桜を見るのも 今回で三回目
最初に見たのは 入学式の日だった
今でも覚えてる 君との出会いを
教室の中で 女友達と仲良く話していた
君の笑顔が眩しくて 一瞬で恋に落ちた
一年の一学期は 君と話すタイミングがなくて
二学期になってようやく チャンスが来た
それは席替えで 君と席が隣になったことで
初めて君と話すことが出来たから
話せば話すほど 距離は近くなって
少し風が冷たくなった秋頃には
放課後も一緒に帰るまでになってた
二年の一学期には ふたりで遊ぶことが多くなって
本当に仲のいい友達になっていた ふたり
夏休みには ふたりっきりで 海に行って
夕陽を眺めに行ったりもしたね
でも三年になってからは あまり遊べず
ふたりとも忙しい期間に入ってしまって
話す時間すらも少なくなってしまってた
落ち着いたのは 三年の三学期の冬
ふたりとも進む将来の道が決まったからだった
ひさしぶりに 長い時間 君と遊んだ後に
お互いの未来について語りあった
そろそろ帰る時間と 君が言ったから
家まで送ってあげる 帰り際
卒業しても 友達だよと 言ってくれた
そして卒業の日が来て 見慣れた教室の中で
僕と君と友達とで記念写真を撮った
卒業式の後も 君と一緒に帰った
その帰り道で 僕は告白しようと思ってた
でも振り向いた 君に言われた言葉
(友達になってくれてありがとうね)
また会える日まで 好きだったという気持ちは
秘密にしておこう そう思ったんだ
いつかもし 大人になって 偶然にも 再会したら
その時にでも話すとするよ 思い出話としてね
だから忘れないよ 君は僕の大切なgirl friend
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