|
|
|
EVERGREEN
|
作詞 Serendipity |
|
伸ばした手の 指先が躊躇った
引際を悟った
それが美徳だと言わんばかりに
未来だったんだ 夢見た幼い日の
今日がそうだった
それも明日には消えて失くなる
愛されたいがための
人生を歩んだ
奪ってでも自分を満たしたかった
愛されないが故の
過ちだったんだ
それすら思い違い 気付けなかった
今日を昨日から受け継いだ時に
踏み躙られた 苦い記憶も
置いて行けたら
なんて到底無理な話だろう
へし折られても 生きようとする
声に従え
恋に溺れて その末に敗れても
強く根を張って
生まれ変わろうともがくように
呼吸が続く 鼓動が鳴り止まない
だから僕もまだ
諦めるわけにはいかなくって
冬を越えて芽吹いた
春のように強く
理想は高く高く望みは捨てず
目的も分からない
日々に役目をやろう
僕が僕を枯らしてしまわないように
立ち上がる意味を前を向く意味を
知ってるような 知らないような
どっち付かずで
まだ見ぬ未来を信じれなくても
たとえ自分を 許せなくても
手を伸ばすだろう
今日を明日へと引き継ぐその時
確かに触れた ものがあるだろう
心動いた
恋に破れても夢に破れても
伸ばし続けた 腕の向こうに
指は届くさ
諦めることを諦めてみれば
踏み躙られた 雑草だって
いくらでもまた 立ち上がるだろう
|
|
|