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DAYBREAK
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作詞 Serendipity |
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寝転んで突き上げた腕は
上じゃなく前を指してる
擦り剥けた手を開く
潰されて息絶えた蟻を
哀れんで泣いているほど
僕ら幸せじゃない
心臓が脈打つ 僕らに気付いて
涙に代わって
身体の中で流れ落ちていく血が
儚い僕らの
存在意義を知らせようと滾って
胸を熱く 苦しめる
曖昧な生命の価値に
正解を求めないでよ
今この瞬間も
またひとつ消えてく
命に定義はない ただ生きてくんだ
涙に代わって
指の先まで潤そうとする血が
か弱い僕らに
当てられるべき光を待ってるんだ
生きているよ ただそれだけ
痛みは 苦しむ為に
苦しみは 悲しむ為に
悲しみは 痛みを生んで
死ぬまで生きる僕らが怖いのは
ひとりのまま いる事
誰かに代わって
痛みを背負うそんな覚悟をいつか
誰かと出逢って
かけがえのない光を貰える日が
来るとしたら
涙に代わって
心の底で動けない悲しみを
優しく流して
抱き締めてくれる光にまだ僕らは
まだ出逢えて ないだけ
光は降り注がない
伸ばした腕が気付いた
前を向いて 歩き続けた時に
出逢えるのだと
生きるのだと
生きていくしかないのだと
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