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退屈な日曜日
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| 作詞 蒼い人 |
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仕事のせいで遠く離れた街 日曜日は退屈だ
ちょっと誰かに電話しようかな『おはよう。今何してるの？』
とりあえずまずは軽くあいさつ 相手はじつは想い人
｢おはよう、今はなにもしてないよ？そっちはどう？元気しているの？｣
｢せっかく遠いとこに来たんだから休みの日くらい何処かに行きなよ｣
『そういや近くに水族館がある。けど一人じゃ入りづらいって』
｢それもそうよね、相手がいないと寂しいね。だけどほら、水族館好きでしょ？｣
君は笑ってる 何処かに行くより今この時の方が楽しい
多分君の中ではただの友達
とりわけ親しいわけでもない だからその程度だろう
君の一番になりたい 特別でありたい
だけど確率は低そうだ なかなか前に進めない
男のくせに情けないな
『相手か。それじゃあ君にこっちに来てもらわないとなぁ』
なんて言おうとしたけど無理だ 冗談でも言えなかった
連休が取れたから一時帰宅 久々にみんなと会えるんだ
｢せっかく帰ってきたんだからカラオケ行こう！みんなで盛り上がろうよ！｣
密かに練習してたんだ とっておきのラブソング
恥ずかしいから内緒だけれど君のために歌うよ
一番良いところでちょっとチラ見してみる
だけど君は誰かと会話中 ほとんど聴いていない様子
ちょっと歌唱力が足りなかったか…
何一つ進展もなくこの街に一人、また戻ってきたんだな
退屈な日曜日が待っているな 退屈だけど電話はやめとこう
君の声を聴けるだけで幸せになれる
…はずなのに切なさがあとに残るばかり
君の一番になりたい 特別でありたい
だけど確率は低そうだ なかなか前に進めない
ただの一言が出てこないんだ
男のくせに情けないな
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