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花鳥風月、僕
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作詞 哀流 |
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おはよう
何かの本で読んだ話だけど
人は二度生まれるって
そうらしいんだよ
どうやら
今朝から僕はそんな赤子なんだ
春の陽が眩しくって
切ないんだよ
前進するって難しいんだね
置いてけぼりの昨日の君は
今日の僕を生み落としながら
弱音ばかり吐くのさ
桜色と空色の交じるあの辺りは
花の香り、鳥の声がきらきらで
途方もなく遠いけど
行かなくちゃ 行かなくちゃ
さよなら
何処かで君に言った言葉だけど
君はまだ生きてるんだ
照れくさいなぁ
決別するってできっこないよね
おかえりなさいっていつかの君が
今日の僕を抱きしめてくれて
泣きじゃくって行くのさ
桜色と空色の交じるあの辺りは
風の調べ、月の唄が華やいで
凡てが只まばゆくて
目が眩む 目が眩む
遠くても、遠くても、遠くても、
続いてく、過去からの、足跡は
君を越え、僕を越え、明日へと、
行くよ、僕は行くよ
桜色と空色の交じるあの辺りは
過去の記憶、現在の刻が織りなした
理想であり夢だけど
掴まなきゃ 掴まなきゃ
桜色と空色の交じるあの辺りは
花の香り、鳥の声がきらきらで
途方もなく遠いけど
行かなくちゃ 行かなくちゃ
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