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わかっているよ
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作詞 つだけんと |
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あの日通り過ぎてった流れ星だったら
何か忙しそうにゴミ箱を漁ってたって
骨の折れた傘が言っていたよ
路地の隅に凝り固ったヘドロは
いつかの青年が捨てたものだって言うじゃないか
それがおまけに異臭まで放つもんだから
魚みたいにパクパク息をするしかないよな
ださいよってお前に言われなくたって わかっているよ
現実見ろってお前に言われなくたって わかっているよ
背後から突き飛ばしてきそうな焦りが急かしてくるんだ
お前あとどれくらい時間があると思ってんだって
そりゃ死にたくもなるよ とんだ恥さらしになったもんだ
てめぇでつけた傷を 言い訳で優しく撫でてやれば
そりゃ綺麗に治るさ だけど 俺はもうそういうのはやめるよ
てめぇでつけた傷をこの野郎ってナイフで えぐりこめば
溢れ出した鮮血 後にかさぶたになるでしょう
ださいよってお前に言われなくたって わかっているよ
現実見ろってお前に言われなくたって 誰よりもわかっているよ
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