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さくら
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作詞 つだけんと |
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今 そぞろ芽吹くさくら この街のどん詰まりで
この身をつませば 自分もそんな時があったと
過去の輪郭を撫でて 溢れ出した涙の理由は
僕の足跡が知っている
今 そぞろ芽吹くさくら その枝にぶら下がらず
折らず 水もやらず 愛でもせず ただのさくらと
無関心決め込んでは いよいよ惨めと相成り
夢と希望で膨らんだゴミ袋を積み上げれば
薄汚れた生活も尚更汚れて見えました
全て捨ててしまえたらどんなに楽だろうな
それでも捨てられないのは
僕が生きていたいと願うから
そぞろ芽吹こうとも そぞろ芽吹かざるとも
春 夏 秋 冬 また春を待って
芽吹かず腐る 芽吹かず腐る さくら
綺麗に咲いたよ
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