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柔らかなひだまり
作詞 Thunder
木が生い茂る森の中

傷ついた羽を休ませよう

とベンチに座り込む

少女は左手に花を

持って誰かを待ってる

ように 寂しさ

を飲み込んで

霧の向こうに

静かに佇む明日へと

歩いてゆく

-1サビ-

ふるさとを

思い返せば懐かしい

匂いが 蘇り

立ち止まる僕の背中を

押してくれる

生きるためにどれだけの

願いを 夢を

切り捨てて 時に自分を

見失う時も すぐそばに

ある大切なものに

救われてきただろう

そうやってこれからも

喜びも哀しみも

受け止めてゆく Ah Ah

2

耳を澄ましたら

森に住む小鳥の命の

鼓動が この世界を

歌ってるように

この胸に響く

少女は夢見てる

この森を 抜けたら

きっと素晴らしい景色

が咲いてることを

たとえ 誰かと

競いあって 勝てなくて

悔しくて涙が溢れそう

でも震える覚悟で

今は独りで目的地を

目指してるけど

昔はお父さんと

お母さんの温もりに

包まれて 育ってきた

その教えを

忘れないように誰かを

大切に 大切に

愛して 愛を築いて

ゆきたい

-2サビ-

今、浸ってる哀しみも

ずっと続くわけじゃ

ない いつかその日が

来るから 流れ星に

願い事をしなくたって

夢の畑に植えた花の

果実が身を結ぶから

慌てないでゆこう

3

この森もいつしか

伐採されて姿を

なくしても この道を

通った旅人の記憶に

刻まれ 世代を越えて

受け継がれる そして

私はこの唄を歌ってく

-3サビ-

どうして私は独り

なのかと物思いに

ふけてしまう時は

あなたが教えてくれた

愛を思い出して

望遠鏡で薄暗い未来を

眺めていたい

そうやってこれからも

喜びも哀しみも

受け止めてゆく Ah Ah

ベンチに座り込む

少女は左手に

スイートピーの花を

持って人の温もりも

知らず涙を隠して

生きてきたんだろう

ただ一輪の笑顔の花に

水を注ぎたかった

だけなんだ

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公開日 2015/07/12
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