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Midnight Fish
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作詞 榻の端書 |
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夜の中を泳ぐ 熱帯魚の私
一人凍え 青い雲に想い馳せて
恋絡繰り滲む 走馬灯の歴史
溜め息さえ 移ろいゆく季節のよう
どうしてこんなに君に会いたいのだろう?
どうしてこんなに君に溺れるのだろう?
愛を凍らせて 夢を凍らせて
同じ月が見れないように 体眠らせて
愛を踊らせて 夢を踊らせて
白い雪が舞い散る涙 ひらりひらりひらり
静かに溶けては消えゆく
恋人たち迷う 幻想曲奏で
内に秘めた言霊のよう 紅の雫
桃源郷揺れる 面影さえ失くし
帰り道は枝分かれて 悲し迷子
風と遊ぼう 君の手を取り浮かぼう
風に吹かれて ふたり寄り添うばかり
時を止まらせて 愛を止まらせて
未来さえ絵空事 儚すぎて咽び泣いた
時を巻き戻し 愛を巻き戻し
淡い息棚引く真夜中 ふわりふわりふわり
深海に沈み彷徨う
義眼で見据え 義足で歩く
世界が歪む 恋は盲目
どうしてこんなに君に苦しむのだろう?
どうしてこんなに君が溢れるのだろう?
愛を狂わせて 夢を狂わせて
異聞奇譚を描く螺旋 くるりくるりくるり
愛を凍らせて 夢を凍らせて
同じ月が見れないように 心眠らせて
愛を踊らせて 夢を踊らせて
白い雪が舞い散る涙 ひらりひらりひらり
静かに溶けては消えゆく
静かに溶けては消えゆく
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