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最初から近くにあった、大切なモノ
作詞 優陽
まさか自分が一番先だとは思ってもなかった
最後の最後まで油断していたんだろう
薄れてく意識を手放した

ふと目が覚めたら時が経ってて
周りの景色にはあの日の傷跡が少し残ってた
僕には傷も鼓動もなくなってたから
なんとなくすべて悟ってしまった

ああ なんでこんなにも虚しくなるんだろう
刻んでいた頃はこうなることを望んでいたのに
1人彷徨ってみてはワガママをこぼしてみて
誰にも届かない聞こえない空に消える


こんな生活にも慣れてきて思いつくままに出かけた
タイムリミットが近付いてからまた焦ってみたり
何度も何度も足掻いてみたり

どうして人は失ってからじゃないと大切なことに
気づけないんだろう?
何かを理由にして逃げてたばかりに
伝えそびれてまた後悔する、その繰り返し


きっとその人は1番に悲しませてしまっただろう
最初に出会ったあの日からずっと愛してくれていた
やっと気付いた今はもう遅いのに
でももう時間がないから見えない言葉とともに会いに行くよ


久しぶりに見た愛しき人たち 相変わらずそうで
少し悲しくて でもとても嬉しいと思う
ずっと伝えれなくて伝えたかったよ

大好きだよ 愛しているよ 離れたくないよ
幼い頃のようにあなたの膝の上で泣いた
生まれたあの日から愛してくれてありがとう
涙流したあなたは僕の存在に気づいてくれて
最後の別れを交わし意識手放す


まさか自分が一番先だとは思ってもなかったけど
今度は見えない光になって支えていく
大切なあなたの笑顔を願い、眠りについた

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公開日 2015/04/11
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コメント 自分が死んでしまう夢を見て、生まれる前から自分を愛してくれた母親への愛を綴りました。
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