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真夏のバラード
作詞 RYU
蒸し暑い
水たまりから
空に還すアスファルト
抱きしめ合った
ジャングルジムの前
今はもう誰もいないね

コンビニで
立ち読みして
缶コーヒー買って帰る
寂しさでいつもなら
そろそろ携帯が
鳴る頃なのにね

真夏の夜に一人泣いた
イヤフォンから流れるのは
甘く懐かしい静かなバラード
遠い恋は消えずに残る
思い出という
あまりに綺麗なものだけを
愛にして


公園の
トイレの灯りに
群がる小さな虫たち
何を求めているのか
まるであの頃の二人に
似ていたね

夜勤明け
子猫のように
店前で待つお前を
後ろから抱きよせて
「愛しているよ。」と
耳元で囁いたのに


真夏の夜に一人泣いた
イヤフォンから流れるのは
甘く懐かしい静かなバラード

真夏の夜は一人涙ぐむ
どんなに時が流れてても
青白く灯る静かな街灯に
僕はまだ群がってるんだね…
遠い恋は消えずに残る
思い出という
あまりに綺麗なものだけを
愛にして

ただ生まれた愛だけを糧にして

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2015/04/24
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コメント 同世代の恋愛をテーマに書きました。
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