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哀しいくらい結婚の似合わない男
作詞 kojiro
暖かい いい匂いの朝飯用意して
俺の出勤の世話をするお前
いつから俺は そんなお前を
うっとおしく思うように なっちまったんだろう

夢追って 会社辞め
アフリカに飛んだ後輩
眩しくて まともに見れなかった

俺が 飛べないのを 足枷を
お前のせいにしようとしてる俺は
どうしょうもない男だな

だけど 毎夜夢を見ちまう
どこか遠くの土地
俺を呼ぶ 風の声
俺の目は いつしか遠くばかりを見るようになった

そして 夢がどんどん
二人の隙間を広げていくのを
止められず 淋しい風が家に吹いた

いつか俺は 一人で
出かけていくだろう
帰るあてなどない旅に
お前の瞳をここに残して

勝手な奴だな 俺って奴は
どこかの土地で 野垂れ死にがふさわしい
わかるまでの年月が 30年を超えてただけ

今は 泣くお前を
そっと抱きしめていたいけど
突き飛ばされるの わかっているけれど
明日には もうここにいない俺を
吹き飛ばしてくれ 忘れてくれ

勝手で どうしょうもない奴だよ 俺は
眼前に広がる夢に おどる胸に
もうお前はいない

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公開日 2015/07/14
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