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今朝
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作詞 季茶 |
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寒い日の朝 白い息が 僕に生きていることを知らせる
息が白いねと笑った君の顔が映る
横断歩道を横切る車は生きていなくて
僕の隣に立つ電信棒さえも息をしていない
いつもと変わらない風景はなんだか
気持ちを虚しくさせる
僕の隣に君がいないこと
これから笑いあえないこと
君が進んで僕は止まっていること
だから虚しいのか
そんなことは関係ない
強張った手が震える
君の隣に僕がいないこと
いままで笑いあえたこと
僕も君も進もうとしていること
だから寂しいのか
そんなことは関係ない
ただ、寒いんだ
生きていると感じるために
ただ、寒いんだ
君がいないことが
そんな日の朝 鳥の声が僕に生きているとことを知らせる
あぁ、生きているのは僕だけじゃないんだ
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