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かおり
作詞 moeicka
小さな喫茶店 お客は僕だけ

ショートケーキとコーヒー頼んで

来るまでの間 置かれた雑誌に目を通しながら水を飲み干した

水滴を垂らすグラスに奏でた氷と重なって

「お待たせしました」とウエイトレスの高い声が響く


香りを楽しみ 口に含ませば

苦さよりもまず 熱さにやられた

舌が焼けるほど 痛みに襲われ

少し休めば 残った味覚で


苦さを味わい 甘さでごまかし

その繰り返しが多くなってくる

食べ終わった瞬間 居心地悪くなって

お金払えば 無言で立ち去る

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公開日 2014/03/21
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コメント 今まで作ってきた中で短い詞だと思います。
その続きが「黄」と繋がっています。
「黄」のプロローグで、モノローグみたいな感じです。
構成は「A S S」です。
moeickaさんの情報











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