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傍観者bの視点
作詞 なの
気づけば彼のまわりには誰もいなかった
もがけばもがくほどそれは露わになっていた

いつもそんな風でないとそこにはいられなかった
まわりは笑ってくれなかった

雑音でかき消される彼の声
他人任せな笑い声
彼1人の話し合い
決まらないクラス行事

見ているのが怖かった、けど話しをふられるのはもっと嫌だった
あの空間から逃げたかった

いつも笑っていたはずのみんなは、
誰も助けようなんてしてなかった。ひどく無責任だった。
私は笑っていなかった、
だから助けようなんてしなかった。
そんな勇気も、気力も、まるでなかった。私もひどく無責任だった。

きっと彼のことを嫌いな人はいなかった
けど、好きか嫌いかで言ったら嫌いだった
結局誰も彼が好きじゃなかった

それが、怖かった。見ているのもしんどかった。
いじめられていたわけじゃない。だから余計怖かった。
そんな興味すら誰もなかったんだ。

単語帳を開いた私は、そこの空間にすんなりと馴染んでいた

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公開日 2013/11/23
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カテゴリ 絖∞羇
コメント 悪口なんて言うもんじゃない
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