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へそのおはなし
作詞 li−e
ある日ある時アイツに カエルを描かせてみた

×を○でクルッと囲んだ おへそが付いていた

本当はいらないけど なんかプックリとして

とても可愛いデベソだったので 言わないことにした


生意気を知る頃に 暗がりへ歩き出した

もしかその隅っこに 特別がある気がして

手探り五里霧中で へそのおを見つけた

そうか僕はここからかって 一人で悟ってみた


もっと先を見たい そこに帰りたい

明るさに耐えれないほど

目なんかいらないくらい


真ん中の傷跡は

その頃の僕には

何の変哲もない

ただの×と○




時は過ぎセミがまた ステージを降りて

角地の小さな太陽が 何本か枯れ出す

そして僕の中の 地軸の傾きが

ここぞとばかりに 主張を始める


この小数点以下に こだわりがあるんです

だからやさしく見守って 時々茶化してよ

もしも会えたのなら ワールドシンクロニシティー

金色だってサビるだろう 奇跡のラリルレロ


なんならもう一回 あの日に戻るかい?

明暗が分からないほど

怖いもの知らずではない


消せない傷跡は

今頃の僕には

途中であきらめなかった

人が残したサイン


カエルみたいに口を開けて 空を仰いで今を歌って

ずっと分からないのを

捜しつづけて


×や○とかじゃなく

いつかの僕になら

分かるサインを

考えておこう

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公開日 2014/11/01
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コメント おへそとか鼻の下のすじとかが不思議。
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