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赤と黒
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作詞 匣に終う |
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夕暮れが好きなんだろうな
赤がこぼれて真っ黒けになって
こびり付いてはがれないよ
抱きしめるように君を憎んだ
隅っこのほうで丸くなって
耳も目も口も心も閉じて
君のことだけ考えたよ
君のことが苦しかったよ
夕闇に似てるんだよね
暗闇が僕を沈めて消して
どこにいるのかわからないよ
追いすがるように君を殺した
隅っこのほうで小さくなって
窓もドアも命も塞いで
君をどこかで想っていたよ
君をどこかへ と思っていたよ
僕は君が好きなんだろうね
赤と黒が隠して潰して
もう何もなくてもいいよ
愛する様に 僕を亡くした
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