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空
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作詞 うるし |
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何気なしに空を見つめている
晴れた日には白い雲を見つめて
雨の日には雨を見つめて
夜になれば月や星たちを見つめて
きっと楽しいときには
太陽が照らしてくれるだろう
心が悲しいときには
雨が忘れさせてくれるだろう
アナタが愛しいときには
月や星たちが包み込んでくれるだろう
見上げればいつも
あたりまえのようにいてくれる
今日の空はこんなボクに
何を思わせてくれるだろう
春の青空も 夏の雨も
秋の月も 冬の星たちも
アナタと共に見上げる空は
いつだって輝いて見えた
この幸せに満ち溢れた空を
これから先もずっと アナタと
ボクが青空を見上げているときに
夜空を見上げるアナタは
何を思うんだろう
たぶん同じことを
思うことはないのかもしれない
ボクが雨空を見上げているときに
水たまりを見つめるアナタは
何を思うんだろう
きっと正反対のことを
思っているんだろうな
ボクが夜空を見上げているときに
目を閉じるアナタは
何を思うんだろう
もう...
わかりあえることはないんだね
春の青空も 夏の雨も
秋の月も 冬の星たちも
アナタと共に見上げた空は
いつだって輝いて見えた
あの幸せに満ち溢れた空を
できることならもう一度 アナタと
アナタを失ってからも
この空は何も変わることなく
いつも通りにボクの上に
広がってくれている けれど
太陽が照らしても
なぜか心はさみしくて
雨が降っても
この悲しみは消えてくれなくて
月や星たちを見上げると
涙がこぼれそうになる
きっとボクは
アナタと見た空を愛して
アナタと見た空に愛されていた
もう共に見上げることのない空を
一人見上げる明日のボクは
何を思うんだろう
春の青空も 夏の雨も
秋の月も 冬の星たちも
まるで幻だったかのように
思い出に消えてゆく
あの幸せに満ち溢れた空は
ボクを置き去りにしてゆく アナタと...
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