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挑
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作詞 かげしろ |
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僕はただ怖かった
何の役にも立たない空っぽのこの身が
ただこの場所にしがみついているだけの存在だと
自分自身で認めることが
だから僕は必死で隠した
ただそれだけが自分を守る術だった
僕は鎧を身につけた骸骨
中身はただの骨だけ
鏡にうつる自分すら偽者に見えた
本物の自分はどこへと消えた?
僕は忘れていた
今生きているということを
核心から遠く離れたところで
それに触れることなく上辺だけを滑るように
鎧の中から見えた世界は
あの頃と何も変わらなかった
鎧でこの身を隠してから
僕は僕でなくなった?
姿を誤魔化したって僕は僕でしかなかった
消せるはずなんてなかったんだ
鎧は僕を世界から守りも隔てもしなかった
僕は戦うこともせず、ただそこに
立ち尽くしてただけなのだから
僕は鎧を身につけた骸骨
中身はただの骨だけ
鏡にうつる自分すら偽者に見えた
本物の自分はどこへと消えた?
鎧でこの身を隠してから
僕は僕でなくなった?
姿を誤魔化したって僕は僕でしかなかった
消せるはずなんてなかったんだ
もう脱ぎ捨てる必要なんてない
戦う覚悟をこの身に宿せ
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