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息子へ・・・。旅立ちに捧げる歌
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作詞 SHINGO |
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1.
とある小さな街の 小高いホームの隅で
君は遠くを見てる・・・
少し秋めいてきた 9月の末の駅舎で
6時47分 東京駅発の電車を待つ
人混みを避けて選んだ 朝早い時間であるにも
かかわらずホームには
たくさんの人々で 溢れていました
それぞれの生活が重なり合う時を感じて
21年間一緒に 暮らしてきた君が
今日、都会へ旅立ちます
大きな期待と、少しの不安に抱かれて
いつもの君の笑顔も強ばっていた様に感じました
(サビ)
頑張れ!君の夢を叶えるために
ゆっくりとした歩みでいいから
信じる未来を、そのまま追い続けて
ここから羽ばたいて行け
2.
君が乗るはずの列車の到着を知らせるベルが
ホームに鳴り響きました
ゆっくりと白い車体がホームヘと吸い込まれてきます
静寂を切り裂くように
妻は人目を憚らず 瞳を涙で滲ませています
少し俯きながら
それでもこれから旅立つ息子に作り笑いの微笑と
励ましの言葉をかけてます
そういう私も少し涙腺が 緩くなりましたが
行っておいでと笑顔を奮い立たせてと
ゆっくり君の背を押しました
(サビ2)
頑張れ!愛する人のために
ときどき振り返ってもいいから
心の中のエールを
聞いて・・・上向いて走って行け
3.
君と一緒に歩んできた楽しかった日々の思い出が
頭の中を駆け巡っていきました。
大笑いした幼き日の君の笑顔と無邪気な声
何故か心に響いてきます
理不尽なことで怒って君を泣かせてしまったあの日
今も悔やんでいます
そして少し大人になって 距離を置き始めた君の
その全てがきがかりでした
(大サビ)
ありがとう・・・元気でな
って本当は目を見て君に言いたかったけれど
最後の最後まで恥ずかしくて素直になれなかったのです
でも最後に君の手をギュッと握りしめて
笑顔で背中を叩いた・・・それが私の君への気持ちです
(サビ3)
頑張れ!君の夢を叶えるために
少し遠回りしてもいいから
信じる未来を、そのまま追い続けて
ここから羽ばたいて行け
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