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卒業おめでとう
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作詞 戦慄の魔術師 |
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この街の校舎との別れ 誰が誰なのかなんて忘れたけど
キミと過ごした場所は 覚えていた
一人一人が大人になる
だったら大人になるって何?
誰も卒業したいとは思わない
でもしたくないとも思わない
憶えていたあの出来事
君が流した涙も覚えている
卒業はしたけれど
結局何が残ったのかな?
ふれあい喜びを分かち合った春の日
旅立ちと別れの 両端を持ちながら
春の桜の下をくぐったあの日
花の香り 歓声にあふれた朝
視線浴びて気まずいキミに声をかけた
君は笑ってくれたんだね
どうしたの?の一言で 水を差した喜びを味わった
受け入れられるかの不安と戦って
時には反抗して 守れなかったものをあったのかな?
さようなら そしてありがとう
水臭いけど言わなきゃいけない
それが定めと知った時から
キミと希望を持ち続けてた
言いたくないけど言わなきゃいけない
これが言えたら満たされる心
”卒業 おめでとう”
越えられない壁もあったかもしれないけど
乗り越えた達成感を風のように浴びた
君は風に乗ったように僕を乗せてくれたね
夜になってグラウンドに集まったあの日
誰1人裏切ったりなんかしなかった
所詮友情なんか偽りなんだろうと
ひとつひとつ潰しては 涙を流して
切ない冬には互いに温めあったね
一つしかない思い出をアルバムにのせた
君は何を思っていたのかは知らないけれど
全てをしって卒業
そんなのは戯言だと知った僕の心
親を離れ大人になった
あの導かれた道の上の光の中にある
誰だって強くなるのは怖いけれど
不安を押しつぶして
言わなきゃいけないこと言ゐたよ
ややこしい思い出をアルバムに詰めて
キミに言える最後の一言
”卒業おめでとう”
もっと大人になるんだって
ぎこちない”ありがとう”を別れに使って
キミと出会った日々を忘れない
ああ
”卒業おめでとう”
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