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絵描きのエレジー
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| 作詞 スイ |
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机に並んだ 絵を眺めてた
左から順にそれを破ってた
第一目 ｢恋｣
真っ赤なハート抱くように
腕を伸ばして絡ませてきっと
理想通りの絵を描いたのに
となりの君は笑わなかった
机に並んだ 絵を見つめてた
次の絵を持ってすぐに破ってた
第二目は｢愛｣
両の手が触れて繋ぐように
肌を寄せあって輪郭ぼかして
希望通りの絵を描いたのに
となりの君は呆れ返った
何が足りないのか教えて
何が不満なのか聞かせて
君の君の君のために
描いたって言うのにさ
※
走らせた筆じゃもうどうにも
君に届かないみたいだ
少しでもいい灰 僕に
教えてくれないですか
四角い中に詰め込んだ想いじゃ
どうにも分かりづらいみたいだ
指先よりも確かな
ところで触れてしまいたいそんな
そんな目をした 君が笑った
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