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真夜中の讃美歌
作詞 スイ
僕はいつか羽落とした
それは小さくでも夢のある
汚れた靴で舞ってみせた
オリオンの星に願うよな

歌は歌えど届くことなく
音を奏でど響くことなく
記憶を抱いて眠りついた
それがそれで全てであり
美しいんだ


ああ 君が泣いたことなど
僕の痛みとしたら
どうだろうか そんなものだろう
月夜晴れた雲間にも
思い出すよあの声を
忘れていたんだよ



風に当たる擦り傷は
ここにあると教えてるんだよ
埋まらない胸の隙間
どうか誰かここに居てよ


世を知れば人を嫌うけど
声をあげても誰も見ないけど
知らない人の腕にだかれ
愛を想って
眠るんだ


ああ 僕が泣いたことなど
君の孤独としたら
どうだろうか こんなものだろう
雲が隠す月光が
この涙晴らすなら
忘れていたいんだよ


さらばトモかセイシュンか
それともマコトノアイか
踏切の前じゃわからないけど
君の声がするから僕の声で歌うから
まだ如何してか
想ってしまうなぁ



ああ 二人泣いたあの夜が
羽落としたあの時が
痛みならそれも愛だろう
こぼれるように歌うよ
溢れ出した声響くの
それが素晴らしい
それがとても
とても素晴らしい

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公開日 2016/10/03
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