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僕らの街
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作詞 BREMEN |
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僕らの街の陽の光
枝葉の先にこぼれている
せかせか歩いてちゃ見えないだろう
ゆるく歩いてみりゃいいんだ
情けないラブソングや
どうでもいい偽善のような歌に
隠れてたりする本当の言葉
好き嫌いはよくないのかも
梢の先に少し咲いた
あなたや誰かの幸せが
東の風に揺れながら
今日も僕を急かしている
いつまで経っても変わらないままなのは
僕だけなのかもなあ
考えすぎたって出てこないものは
ある日ぱっと開けてくもんなんだ
ぞっとする考えが浮かぶ
月曜の電車はやけに止まる
終わっていくのも僕自身
始めていくのも僕なんだ
明日っていう言葉が
過去も現在(いま)も使われているのは
いつの何処の誰様も ずっと
同じようなこと考えてたんだろう
そのまま放っててもいけないから
僕は僕を連れて行こう
傷口の痛みの緩和に痛みを探す
掻きむしる癖はもうやめよう
街路樹の蕾がふくらんでゆく
そろそろ僕だって行かなきゃ
僕らの街の陽の光
まつ毛の先にこぼれている
一しきり雫が零れ落ちたら
この街を歩いて行こう
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