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虹の橋を越えて
作詞 霜原葵依
片付けられず散らかったままの
ダンボールの中で埋もれながら
ぼんやりと僕は考える
“僕は一体何がしたいんだろう?”

新しく引っ越してきたのは
全く知らない新しい土地
ぼんやりと僕は考える
“とりあえず部屋を片付けよう”

息抜きに窓を開けてみれば
広がる夕焼け空
きっと明日は晴れるだろうな

青い空を見ていると
僕も頑張れそうな気がする
ベランダから見た異邦の空は
驚くほどに綺麗でした
故郷から遠く離れたこの土地で
僕はこれから生きていきます

“午後から天気は下り坂です”
“お出かけの際は傘を持って…”
言い終えるその前に
叩きつける雨の音

風吹きつける音が壁を打つ
カーテンの向こう側
きっと今夜は荒れるだろうな

雨音を聞いていると
僕のやる気は消えてゆく
ベッドから見た部屋の天井は
驚くほど無感情で
故郷から遠く離れたこの土地で
僕は少し挫けそうです

翌日の朝 カーテンの向こう
気持ちの良い日射しに気付いた
空気を吸って 大きく伸びして
そして空に虹を見つけた

虹の橋を越えていこう
硬い殻を今破り捨てて
新しい地で大きく羽広げて
驚くほどに輝こうよ
故郷から遠く離れたこの土地で
僕はこれから生きていきます

故郷から遠く離れたこの土地で
僕は生きていきます

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2014/07/04
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カテゴリ 絎倶
コメント 家族と離れて、一人暮らしを始めるときの心境を思い描いて書き起こしました。
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