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パステル
作詞 mimanizm
君と描いた夢の絵画は
晴天に浮かぶ虹の様で
不釣り合いなコントラストだと
そう言っては笑ったね

雨が誰かの涙だと
信じて釣られて泣いていた頃
この星のサイクルの一つだと
知ってまた泣いたよ

空を見て星の軌跡を
指でなぞって変な名前を付けた

淡く甘い日常の中
慣れ過ぎて張りを失くす心
あの日みたいに宛も無いまま
もう一度、どこか遠くへ

乾いた風が肌を撫でる
行き先不安な旅の途中で
野に咲く花に目を凝らしてみれば
何かが変わるかな

次から次へ巡る月の流れ
とめどなく満ち欠けを繰り返し
優しすぎる光と君を重ね
涙が止まらない

いつの間にか上の空に
繊細さを失くす僕の五感
もっと触れて、絶えず呼んで
僕の心に水をください

愛してるとか、好きとか、要らない
言葉なんて二の次なんだよ
僕を射止めたその眼に住んで
同じ夢を見たいよ

虹の麓にある幸せと
誰かの流した涙の雨
変な名前を付けたあの星も
僕と君の宝物

淡く甘い日常の中
心は張りを失くしていくけど
君と描いた夢の続きは
色褪せないように

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2012/01/08
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コメント 初投稿になりますmimanizmです。純真で素直で感性豊かだった日々も、いずれ弾力を失って行き、凝り固まった先入観に侵食されていく。何かと疲れやすい世の中ですが、少年だった頃の気持ち、たまには思い出して見てください。
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