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花火2 〜夜空に消えた想い〜
作詞 kenyky
あなたと手をつなぎ歩いた帰り道
私はぬくもりに包まれて幸せだった

花火を見上げる人達の行き交う雑踏の中
息苦しさを覚えるような人混みも
あなたといるだけで
わたしに苦痛は何一つ無かった

それなのに
あなたが私から去って行くなんて
信じられない
悲しみに沈む日々が来るなんて

今まで考えもしなかった

きらびやかな想いが弾けた後に
残された寂しい想い
激しく輝く程に
消え去った後の余韻が虚しく残る

あなたを失った哀しみは
いつになれば癒えるのだろう


ふたりで過ごした幸せだった日々
私は永遠を信じて歩き続けていた

花火の音が鳴り響く夜の公園のベンチ
わたしを見つめるその優しい眼差しに
わたしはそっと目を閉じ
あたたかく優しいキスを交わした

それなのに
あなたがわたしの知らない誰かに
信じたくない
同じ笑顔を向けていたなんて

今でも想像すら出来ないよ

きらめいていた想いが燃え尽きた後に
残された切ない想い
大きく広がる程に
消え去った後の暗闇がわたしを包む

あなたを奪われた苦しみは
いつになれば忘れられるのだろう


出逢いは風吹く春の校庭
わたしは少しずつあなたを好きになり
毎日が華やかに輝いていった

だけど
わたしを抱きしめたその腕にあなたは
知らない誰かを抱きしめていたんだね

ふたりの間で交わされた
約束が寂しく消えていった


愛していたのに……
忘れたくない……

ずっとそばにいられたら良かった


輝いていた想いが砕けた後に
残された哀しい想い
空高くうち上がる程に
消え去った後の静寂が全てを飲み込む

あなたが戻らない現実に
わたしはひとり途方に暮れる


別れは風吹く秋の公園
思い出のベンチが静かに涙を流していた……

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公開日 2011/12/06
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コメント ずっとそばにいられたらよかった、ずっと忘れたくない…
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