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靴ずれ
作詞 ふぃるむ
お気に入りの靴を履いて どこに向かって歩みだす
昔抱いた夢の在り処へ 叶えられると疑わなかった過去
真っ直ぐ伸びた道の途中で 曲がり角はいくつもあった
そのどれにも惑わされない どんどん進んだ 追い風に押されて

体が大きくなってきて 大好きな靴が小さくなった
履きかえる度 楽な方へ かかとにできた靴ずれがしみる
真っ直ぐ伸びてた道の途中 曲がり角が気になった
こっちの方が楽に進めるよ 声が聞こえた 誰の声?
怖くなって走った 夢の場所から 離れて行った

昔好きだった可愛いヒールは いつのまにかスニーカー
躓いて怪我をするのが怖くなった 傷は治るのに 直らないから
ぺたんこ靴は躓かない 怪我もしないし痛くない でも…
リボンも取れて 曇ったつま先 折れたヒール
それでもまだ捨てられなくて 大事に大事に持ってきた
もう履けないんだ 必要ないでしょ?と言われても
ずっと抱えて持ってきた 捨てきれないのはしょうがないでしょう

お気に入りの靴を持って どこに向かって走っていくの?
昔抱いた夢の在り処? そんなものはもうわからないんでしょう?
曲がり角を曲がりすぎた それでももう一回探したい
かかとには剥がれかけたばんそうこう 傷は夢を持ってた証
宝物を抱いてもう一回探すの もう遅いだろうと笑われても

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2012/06/07
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コメント 今思いついたものを書きだしてみた。子どもの頃の夢を素直に叶えるって難しい。ふぃるむはケーキ屋さんになりたかったよ。
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