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作詞 条峙
僕の孤独はとてもセンチメンタルで
誰かの元へ行くことを嫌がった
人見知りしない孤独を遠目で見ては
独りぼっちで時間を食べていた

急な夕立は傘の無い僕を濡らす
視線が刺さって惨めが呼んでいる
僕は選択の余地もなく―――


僕の孤独はとても疑り深くて
心の中を見せようとしなかった
そのくせ存在には自信がなかったから
手首を傷つけては鼓動を確かめてた

急な夕立は傘の無い僕を襲う
視界がぼやけて呼吸が辛くなって
僕は選択の余地もなく―――


ある日、誰もが見て見ぬふりを決めたはずの僕を呼ぶ声がした
それは温かさを知らないはずの僕にも感じられる温もりで

「辛いことがあればその分、楽しいことが待ってるから
一緒に探しに行こうよ、ね?」


誰もが汚いものを見るように見た僕の左手首を
当たり前のように笑ってくれた人だったから

絶望しかないと思ってたこの世界で小さな幸せを
当たり前のように教えてくれた人だったから


どんなに絶望だらけで生きる価値のない世界だったとしても

歩いていける、と思ったんだ


この命は君の為に取っておくよ

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公開日 2012/01/20
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