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片隅の忠義と初恋
作詞 条峙
「またここで逢おうね」
君が残した最後の言葉が
今日も僕を駆り立てます


手袋が必要な時期になって
約束の日から大分月日が流れました
それでもただ、待っているのです

※帰り道にはあの日と同じ 大樹が待っています
独りきりの家路を謳歌する度に 両手を合わせるのです
「また一緒に見ようね」と言った
当たり前だった横顔を待っているのです


憂いが交ざり始めたのは?
気づかない振りをする臆病者でも
僕はただ、好きだったんです

録画した日に遜色はなく 視界が変わるばかり
もうすぐこの駅も時代によって 壊されるらしいですが
「定期があればいいのに」と言った
ささやかに笑う横顔を取り返したいのです


三番線の駅へ向かう切符は随分影が薄れました
待合室にいつもいる僕を不審がる人も居なくなりました
君はもう忘れたのでしょうか?
夕暮れが優しく肩を撫でてくれます
それでも、足りないんです

※repeat


「またここで逢おうね」
君が残した最後の言葉が
現実になることを願って___

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2011/10/20
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コメント 純愛って尊いものだと思うんですよね。たとえそれがバッドエンドだとしても。
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