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よだかの星
作詞 夢十夜
お空はさ
一日中素っ裸もなんだしさ
さすがに恥ずかしくなるからさ
真っ黒いセーターを着込むのさ

それにはさ
太陽を粉々に砕いたさ
ビーズみたいな光る粒がさ
ちりばめ 縫い付けられているのさ

そんな空を見て
「きれいだね」ってとなりでいう人が
いるだけで笑えそうな気がするよ

僕ら毛玉みたいに寄り集まって
小さく生きていくことしかできないけど
虫食いみたいにぽっかりと空いた時間
まるい気持ちで少しずつ埋められたらいいな

朝は何もかもがはっきりと見えてしまうから
容赦も無く 目の前が 僕を襲ってくるんだ
ただ頷いて歩いていたら ここに辿り着いた

そんな僕を見て
「がんばろう」ってとなりでいう人が
いるだけで歩けそうな気がするよ

僕ら毛玉同士でつながって
醜く光ることしかできないけど
焼け跡みたいにひっそりと死んだ時間
まるい太陽の強さを本当は夢に見て
のぼりながら 落ちながら さかさになって 上を向いて
燃え続けていたいよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2012/11/15
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コメント ・構成AA'BSCBS'
・イメージは宮沢賢治のよだかの星
・日々の中にある苦悩を苦悩のように見せたくなかったので、表現はすこし滑稽な感じになるようにしました(前半です)
・いろいろな解釈でも僕は構いません
夢十夜さんの情報











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