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オーロラビジョン
作詞 古閑
布団の中から覗いた一日の始まり
目障りで仕方がないけど
眠ってしまった僕が悪い
もっと昨日を有意義に過ごせたらな

新しくも無いのにそう感じる
今日で初めての食事
何だか1年前も同じもの
同じときに食べてたような

お天道様はいつも見てるって
ずっと昔教わったけどさ
それよりも大きく 広い何かに
見つめられてるような気がする

どこまでも続くのには
ちゃんと訳が無いといけない
生物だって 命だって
名乗ることは偉大なこと

何もかもが見張られてた
僕が泣くときにも
同じように 同じときに
誰かがこっそり泣いている


黄色い花の絨毯しかれた
名前のある川沿いの場所
いつの間にか橋の向こう
座ってても眺めていた

ひとりぼっちじゃ生きてけないよ
でもそのひとりぼっちで
今まで死なず無事でいられた
僕が歌っている

周りを見渡してみれば
もうそこは通り過ぎた跡
土をすくい 湿らせて
いつかの景色にすがり寄る

僕の目は僕が思った以上に
広い雲を映していた
留守にしてた本音のドア
少し開けてみようかな


月が浮かぶ暗い空に
喜びよまた明日って
想い馳せられたらな
幸せになれるかな

夢の中で僕はそう言って泣く
笑い合ったことも無い
自分を嫌いなのは
当たり前のことだから


肩掴んで泣かないでと
振り向きざま励ませたら
明日は 次の朝陽は
優しく照らしてくれるかな

僕も僕と握手交わせたら
まだ一緒に歩けたなら
二つ目のあの光る星
分け合えられるかな
慰め合えるかな

もっと笑い合えるかな

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公開日 2011/12/21
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