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影と色
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| 作詞 コーメイ |
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眼を開けたときの君は何色？ 君はそれを持ち続けられる？
その時の僕を 今は覚えてはしないけど
あの日見た絵は思い出せる ボロボロの道具で夢中になって
必死で描いた僕の絵を
今の僕の影は あの頃よりも綺麗になった
なのに君は僕に言う 「どうしてそんなに汚れてるの？」
この絵を作ったのはこの色で この色を作ったのはこの手だ
この手はいったい誰のもの？ どうして僕が持ってるの？
もう一人の君は僕に言う 「君の色は綺麗だね」
僕の眼に映るあなたの色は
とても鮮やかで とても濁っていた
僕は君にはなれない 君は僕にはなれない
一度汚れた色や影は もう二度ともとには戻らない
その絵を作った君の色 それを作ったのは君のその手だ
だけどなぜか僕のこの手が 悲しいほどに痛むんだ
あの日見た色を僕は作れないけど
あの頃描いた僕の絵を もう一度描くことはできるかな？
僕が汚したこの手で 君を傷つけたこの手で
僕の絵を作ったのは君じゃない 僕の影を作ったのは君じゃないのに
君はどうして僕のこと そんなに悲しい目で見るの？
君の絵を作ったのは僕じゃない 君の色を作ったのは僕じゃないのに
その絵を塗りつぶしたのは 気付けば僕のこの手だった
ああそうだやっとわかった この絵がこの色がこの影が
僕に伝えていること 君と僕が出会えた理由 君がここにいるわけを
「きっと君は・・・」
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