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骨組宇宙船
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作詞 ハンバーグ |
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髪を伸ばす時間さえ、疎いと思ったあの頃の残像が今でも心に残ってる。
空から降ってきた夕立に「打ち上がらないよ。」と苛立った。
公園の隅っこにポツリと立った宇宙船が泣いてるように見えた日が空想の様に広がった。
重なる思いを重ね合わせて想う思い出を広くしていった。
夜空になったら見に行こう。 走る星を探しに。
飛ぶはずのない宇宙船が確かにそこにはあったんだ。
コスモノートが旅にでる。
斜面に水が流れ落ち、道路の池に月が映える。
空から出てきた宝石に「今から行くぞ。」と高鳴った。
虚無の町にポツンと一人で歩く、飛行士が確かにそこにはいたんだよ。
消えないカタチと組み合わせ骨組を高くしていった。
錆びれて今でも建っている。
大人になっても旅に行こう。果てない銀河を駆け抜けに。
剥き出しの宇宙船が温もりに囲まれていた。
ローンチ・ヴィークルにならないで。
三階建ての宇宙船。屋上で一人寝転び、大の字に。
目を閉じ三拍したころに、僕はコスモ着いたんだ。
何百光年を走ったよ。
聖夜が僕にくれたもの。流星が地球を過ぎったよ。
黒い半紙に横走しる。光る君らはレオニード。
何百光年後も建っていて。
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